今、話題の大気汚染から肌を守るアンチポリューション化粧品とは?

スキンケアコスメはとにかく進化がすごい! 

その中でも「アンチポリューション」という言葉が最新のバズワードになっています。

「ポリューション」とは、空気中にある汚染された粒子やガスなどの大気汚染物質を指します。
近年、大気汚染の進行が世界中で危惧されているのが、よく知られていますが、特に中国やインドなどのアジア諸国では大気汚染が加速し研究が行われてきました。
2013年に発表されたデータでは、太陽の紫外線がしわ色素沈着たるみなど目に見える老化のの約80%をつくり出しているとことがわかり、2016年に発表された他の研究では、大気汚染の深刻化と皮膚のトラブルとの関係が明らかにされました。

アンチポリューションとは「アンチ」=防ぐ+「ポリューション」=汚染ということで、汚染から肌を守ることを言います。

このように環境や物理的な刺激が肌の健康を損なうリスクとなってきている原因が大きくクローズアップされ、今。化粧品各社は「アンチポリューション(抗大気汚染)」スキンケアへの取り組みを活発になってきているのがバズワードの理由です。

【重要】ポリューションとは?
花粉の時期に肌荒れを起こしたことがある方は少なくないのではないでしょうか?
花粉もポリューションに分類されるひとつで、私達の日常にはその他にも数多くあり、日常生活で完全にそれらを避けることはまず不可能となっています。
代表的なポリューションをみていきましょう。



1. PM2.5
大気中に浮遊している粒状の物質で、大きさが2.5マイクロメートル以下のものを指します。
どのくらい小さいのかといえば、髪の毛の太さの30分の1程度。
この特質から「微小粒子状物質」と呼ばれています。
またPM2.5は、土壌や海洋、火山から発生する自然起源のものもあれば、物の燃焼などによって直接排出される場合と、窒素酸化物や硫黄酸化物、揮発性有機化合物などのガス状大気汚染物質が大気中での化学反応を起こすことによって粒子化する場合もあります。

2. 紫外線
紫外線とは、太陽光に含まれる波長の1つです。
太陽光に含まれる波長には、紫外線のほかに可視光線と赤外線があります。
中でも肌への影響が大きいのが紫外線です。
なお、可視光線の一種の近赤外線とブルーライトも肌の老化に関係しているといわれています。

3. 花粉
花粉症を引き起こす植物は、約60種類ほどといわれています。
4月はスギやヒノキの花粉によるアレルギーに悩まされている方が多いそうです。

4. 排気ガス
5. 大気汚染
車や工場からはたくさんの排気ガスや煙が出ています。中でも一酸化炭素(CO)
炭化水素(HC)粒子状物質(PM)などが主ですが、人体には発ガン物質であり、呼吸器系に沈着することで、呼吸障害を誘発するものもあります。まtが排気ガスや工場の排煙は「二酸化炭素」や「二酸化窒素」も放出します。特に「二酸化窒素」はやがて変化をして「活性酸素」になり、この活性酸素は肌に触れるとシミやシワの原因となるといわれています。

6. 黄砂
中国大陸から巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来する現象です。
日本では3~5月に多く観測されます。黄砂の中には、硫酸イオン、硝酸イオン、アンモニウムイオンなど自然起源ではない「人為起源」の大気汚染物質が含まれています。

7. タバコの煙
タバコ中にある物質「炭化水素」と「重金属」さらに 「Ahレセプター」と呼ばれる成分が結びつくことによって、シワの原因となる物質を活性化させてしまうのです。
タバコを吸う人は、非喫煙者と比べて、小じわが3倍以上多いそうです。
またニコチンはメラニン色素代謝に関係するビタミンCを壊すため(タバコ1本でレモン半分のビタミンCが失われる)、肌の色が悪くなり、しみができます。

8. ブルーライト
紫外線の中でもUV-Aの波長に近く、UV-Aのようにお肌のハリ・弾力を担うコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作る線維芽細胞が存在する真皮層にまで到達します。 そのためダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンなどの産生機能が低下すると言われています。

9. 塩素
塩素を使った消毒は、一般的な汚水の殺菌方法として広く使用されていますが、最近、塩素と有機物が反応して生成されるトリハロメタンなどの発ガン性が指摘されていて問題となっています。



これらのポリューションは、私たちの肌表面のバリア機能を低下させ、乾燥、刺激感、敏感肌、色むら、疲れ顔、ニキビ、老化などの原因となると言われているのです。

肌バリア機能とは?

私たちの体表面を覆っている皮膚には、外界からの異物の侵入や攻撃から体を守り、その一方で体内から水分が蒸散するのを防ぐというバリアの役割があるそうです。
この大切な役割を担っているのは、表皮のいちばん外側で外界と接している「角層」です。
具体的には、角層細胞内の「天然保湿因子(NMF)」が保持する水分と、角層細胞間を埋める「細胞間脂質」による隙間のない構造と、角層表面の「皮脂膜」がバリアの役割を果たしています。
「角層」という言葉が先にでてきてしまいましたが、その角層がどこにあるのかというと、肌は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層に分かれています。
その表皮の厚さは顔の場合で約0.2mm。その表皮の一番外側にあるのが「角層」で、わずか0.02mmと食品ラップと同じくらいの薄さとなっています。

このバリア機能(角質層)がポリューションにより低下し、肌はダメージを受けやすい状態になります。
加えてそれらの外部刺激によって、『活性酸素』が肌内部に発生しやすい状態になります。
活性酸素は酸化力が強力な酸素のことで、本来は私たちの体を外部の細菌やウイルスから体細胞を守ってくれる大切な役割を担っているのですが、防衛力が強すぎるため、増えすぎると活性酸素の作用で肌細胞が酸化を引き起こし、細胞やDNA を傷つけてしまうのです。
そのため、肌がポリューションにさらされ続けると、肌を守るために活性酸素が過剰発生して酸化による肌ダメージが起こりやすくなりのです。
さらに活性酸素は細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸と結びついて酸化させ、過酸化脂質という有害な物質を作りだすので、体内にとどまる時間も長いため体に害を与え細胞や組織を破壊したり、老化色素であるリポフスチンを作り、細胞の動きを止めてしまうと言われています。
結果として、メラニン色素を誘発させてシミの原因となったり、皮脂の酸化による刺激でニキビの炎症を招いて悪化させたり、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワ、たるみ、肌の老化を促進してしまうメカニズムというわけです。

このような「ポリューションから肌を守る」ということを意識したことはあるでしょうか?
なんだか原因は分からないけど、肌の調子が良くならない…なんてことはありませんか?
それはポリューションが原因かも知れません。

肌に悪影響を与えるポリューションについてお伝えしてきました。
ではどうやったらこの目に見えない物質に対抗できるのでしょうか?
ポリューション基本ケアは3つあると言われています。

(1)落とす
外で過ごしている間に肌に付着したポリューションは、きちんと洗い流すことが肝心。とはいえ洗いすぎや、肌になじませるだけで、キメの奥に入り込んだポリューションまですみやかにオフできるクレンジングが良いと言われてます。

(2)バリアを作る
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど、肌の水分量を上げる成分が配合されたコスメや乳液やクリームを。また洗顔後はオイルマッサージでリンパの流れを良くし、老廃物を流していきましょう。

(3)シールドを張る
日焼け止めはマストアイテム。下地やファンデを塗り重ね、素肌を露にしないことも、防御策のひとつだです。

アンチポリューションこれひとつで対策ができる化粧品!
今この「自衛」的ケアが必要と言われています。
ポリューションから肌を守る「アンチポリューション」このアイテムをおすすめします。

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「化粧水、美容液、乳液、クリーム、美容オイル、アイクリーム、ネッククリーム」の7役。ビクトワール


昨今の状況下における目に見えない汚染に対して、しっかりとお肌を保護しながら、厳選された成分によりスキンケアの攻めと守りを考えてバランスよく成分を配合。
簡単なワン・ステップでデイリーユースながらスペシャルケアのようなお肌のケアができるよう、かつてないオールインワンジェルとして誕生した「ヴィクトワール」。
90%以上が美容成分で作られており、その繊細な成分構成だけでなく、圧倒的な実感をもたらすなめらかなテクスチャ―とオリジナルメゾッドがお肌の持つ力と成分の力を最大限に引き出されるように作られました。

化粧品以外でも

●睡眠を取る
●運動をする
●緑黄色野菜などをしっかりとる
●ストレスを貯めない

こういった努力も一緒に行い心身ともに健康で健やかなお肌を保ちましょう。

どんなケアをしても肌の調子が良くならない…という人も、アンチポリューション対策をすることでキレイな肌を取り戻すことができるかもしれません。
早めの対策を心がけていきましょう。